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2型炎症反応

2がたえんしょうはんのう

もともとはTh2型炎症(免疫)反応とよばれ,2型サイトカインの産生を主軸とする炎症反応を指す.主に寄生虫に対する生体防御反応として機能する一方で,アレルギー性炎症の主因ともなっている.Th2細胞以外にILC2などの関与も知られるようになったので,2型炎症反応とよぶように言い改められている.(実験医学2016年11月号より)

見えてきた予防・根治の可能性 アレルギー新時代

IgE発見から50年を迎えて

中尾篤人/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです