エバネッセント光

えばねっせんとこう

光がある入射角をもってカバーガラスに入射するとき,その角度が一定以上に大きくなるとすべての光が反射する全反射が起こる.カバーガラスの全反射面ではその反対側でわずかに光がしみだしており,これをエバネッセント光という.エバネッセント光を蛍光の励起に利用するとカバーガラス近傍の数百nmの領域のみを励起することができ,背景光のない高い分解能の画像取得が可能となる.(バイオテクノロジージャーナル53より)

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白川昌宏/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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