サトウキビなどにつくカビが産生するミトコンドリア神経毒で,ミトコンドリアのコハク酸脱水素酵素を不可逆的に阻害し,ミトコンドリアでの活性酸素生成を亢進させる.ヒトやサル,マウスが摂取すると線条体の変性を引き起こし,ハンチントン病様の神経機能障害を発症する.(実験医学増刊365より)
レドックス疾患学
酸素・窒素・硫黄活性種はどう作用するのか、どこまで健康・疾患と関わるのか?
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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