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ATF3

ATF/CREB転写因子ファミリーに属する転写因子で,種々のストレスに迅速に応答し,多くの場合,転写抑制因子として作用する.細胞増殖・分化あるいは細胞死のような多彩な細胞機能調節に関与することが知られている.最近,システム生物学の手法により,ATF3がLPSにより活性化されたTLR4経路の負の制御因子として作用することが明らかになった.(実験医学2010年7月号より)

慢性炎症の分子プロセス

組織リモデリングから自然炎症の概念まで

小川佳宏/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです