DNAコーミング法
DNAこーみんぐほう
核酸アナログ(IdUやCldU)でパルスラベルした細胞のゲノムDNAを浮遊させた液体中からスライドグラス上に引き上げて展開し(コーミング操作),特異抗体で染色して一つひとつの複製フォークの進行をトラックとして検出する.これにより,複製フォーク進行,複製起点間の距離などを測定できる.さらに,FISH(fluorescent in situ hybridization)法を組合わせれば,染色体上の特定部位でのフォーク進行や停止を可視化できる.(実験医学2012年9月号より)
ヒトゲノム中98%の“未踏領域” 非コードDNAに挑む
ゲノムを守り,生命を支える仕組みから細胞老化,がんへの関与まで
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです