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DNAメチル化とヒストン修飾

DNAめちるかとひすとんしゅうしょく

がん細胞には少なくとも2つの遺伝子不活化修飾が存在する.DNAメチル化による遺伝子発現抑制にはヒストンH3リシン(K)9のメチル化修飾を伴うことが多い.一方27番目のリシンはポリコームタンパク質複合体によってメチル化修飾を受ける.H3K27トリメチル化はDNAメチル化には非依存的に遺伝子発現に対して抑制的に働く.(実験医学増刊2815より)

エピジェネティクスと疾患

基礎メカニズムと解析手法の最新知見からがん・神経・代謝・アレルギー疾患などへの応用まで

牛島俊和,塩田邦郎,田嶋正二,吉田 稔/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです