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マクロファージやNK細胞などの表面に発現する受容体であり,免疫グロブリンIgGの定常領域(Fcγ)に結合する.腫瘍細胞上の腫瘍膜抗原に特異的なIgG抗体が結合し,そのFcγが上記細胞のFcγRに結合すると同細胞に,腫瘍細胞に対する抗体依存性細胞傷害(ADCC)活性が誘導される.(実験医学増刊3715より)

がん免疫療法の個別化を支える新・腫瘍免疫学

河上 裕/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです