実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

GW/P-body

P-body(processing body)は真核生物に広く保存された,液-液相分離によって形成される細胞質顆粒構造体である.mRNAの分解にかかわるタンパク質や非翻訳状態のmRNAが蓄積することからmRNA代謝の場と考えられてきたが,機能については現在も議論が続いている.GW182ホモログタンパク質が局在するGW-bodyと同一の構造とみなす場合はGW/P-bodyとよばれる.(実験医学増刊3910より)

相分離 メカニズムと疾患

“膜のないオルガネラ”はいかに機能するか? 神経変性疾患・ウイルス感染とどう関わるか?

廣瀬哲郎,加藤昌人,中川真一/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです