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Gapファミリー

GAPふぁみりー

ショウジョウバエの胚発生において,体節構造を大まかに区分けする働きをもつ.これらの初期胚での発現は,受精前から存在する母性効果因子の働きで決定され,固有の帯状の発現様式を示す.Gap遺伝子の欠損胚では,その発現領域の体節構造が失われる.Gap遺伝子産物はいずれも転写因子であり,より細かい体節構造の形成にかかわる遺伝子の発現を制御する.(実験医学2012年11月号より)

受精卵から多様な組織を造り出す 発生のエピジェネティクス

プログラム因子・リプログラム因子による組織可塑性の制御と生殖工学・再生医療

竹内 純/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです