GlcNAc修飾
GLCNACしゅうしょく
セリン/スレオニンの水酸基に対するグリコシル化の一種.核内と細胞質のタンパク質に多く観察されるGlcNAc修飾は,膜タンパク質のものとは異なり,単糖付加となる点が特徴的である.多くのタンパク質上において,GlcNAc修飾レベルは細胞外のグルコース濃度と相関するため,細胞内の栄養センサーとして注目を集めるようになった.(実験医学増刊305より)
シグナル伝達研究最前線2012
翻訳後修飾,解析技術,疾患との連関から創薬応用まで
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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