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Green型培養表皮

GREENがたばいようひょうひ

1975年,Haward Greenらによって確立された皮膚表皮細胞の重層培養法がのちに移植用培養表皮として応用されたことから,いわゆる培養皮膚のなかの皮膚表皮シートをGreen型培養表皮と呼ぶようになった.Greenらの培養法の特徴は,不活化したマウス線維芽細胞を栄養(フィーダー)細胞として利用することで通常では重層しえない上皮細胞の重層化を実現したことにある.マトリックスを一切もたない細胞のみからなる表皮シートであり,アメリカで商品化されている.

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです