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HLAテトラマー

HLAてとらまー

抗原ペプチド・HLA分子複合体をビオチンとアビジンで四量体にすることにより,それを認識するT細胞受容体をもつT細胞に安定に結合し,蛍光色素結合HLAテトラマーを用いて,生体内でのがん抗原特異的T細胞の状態を定量的・定性的に解析可能である.免疫療法での免疫誘導効果の測定にも使用されている.(実験医学2009年9月号より)

がん免疫応答の分子機構

免疫抑制的がん微小環境の理解からがんワクチン・細胞療法の開発まで

河上 裕/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです