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K重の交互検証法

Kじゅうのこうごけんしょうほう

ある判別ルールの誤判別率を調べる方法.通常はデータセットをトレーニング用とテスト用に分けて,トレーニングデータで判別ルールを構成してテストデータで誤判別率を計算する.しかし,データ数が少ないときは,同じデータを交互に,トレーニング用とテスト用に使いまわしの方法が取られる.この1つの方法がK重の交互検証法である.具体的にはデータセット全体をK等分に分割し,K-1分割をまとめてトレーニングデータとして使って,残りの1分割をテストデータとして使い,誤判別率を計算する.この操作をすべての組み合わせでK通り計算したものの平均を誤判別率とする.(バイオテクノロジージャーナル54より)

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佐々木博己/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです