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MTTアッセイ

MTTあっせい

細胞の増殖,活性および毒性を調べるために広く用いられる.細胞内に取り込まれたMTT〔3-(4, 5-ジメチル-チアゾール-2-イル)-2, 5-ジフェニルテトラゾリウムブロマイド〕は,ミトコンドリアにある脱水素酵素により還元され,ホルマザン色素が生じる.色素量は代謝活性のある細胞数と相関するため,これを比色法(吸光度570nm)で定量することにより,生細胞数を測定する.(実験医学増刊272より)

癌と微小環境

癌幹細胞,浸潤・転移,血管新生のメカニズムと環境応答を標的とした治療・創薬の新展開

江角浩安,高倉伸幸,宮園浩平,森 正樹/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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