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Mcpt8DTRマウス

Mcpt8DTRまうす

好塩基球特異的Mcpt8遺伝子座にジフテリア毒素受容体(DTR)遺伝子を挿入した遺伝子改変マウスである.このマウスでは,好塩基球のみがジフテリア毒素受容体を発現するため,ジフテリア毒素を投与することで好塩基球を生体内から特異的に除去できる.一方,マウスは内因性のジフテリア毒素受容体を発現しないので,他の細胞は影響を受けない.したがってこのマウスでは,任意のタイミングで好塩基球欠損状態をつくり出すことが可能である.(実験医学増刊3710より)

新時代が始まったアレルギー疾患研究

疾患多様性を理解し病態の層別化に基づく治療を実現する

松本健治,山本一彦/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです