実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

N-型糖鎖とO-型糖鎖

NがたとうさとOがたとうさ

糖鎖がタンパク質に結合する様式はこの2通りである.N-型糖鎖はアスパラギン(Asn)の側鎖の中のアミド窒素原子に糖鎖が結合する.このときのタンパク質のアミノ酸配列はAsn-X-Ser/Thr(Xは任意のアミノ酸残基)である.一方,O-型糖鎖はセリン(Ser)あるいはスレオニン(Thr)側鎖の酸素原子に糖鎖が結合する.(実験医学増刊3110より)

第三の生命鎖 糖鎖の機能と疾患

がん,糖尿病,筋ジストロフィー発症との関わりからマーカー・合成法の開発,技術革新まで

門松健治,遠藤玉夫,岡 昌吾,北川裕之/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです