N-型糖鎖とO-型糖鎖
NがたとうさとOがたとうさ
糖鎖がタンパク質に結合する様式はこの2通りである.N-型糖鎖はアスパラギン(Asn)の側鎖の中のアミド窒素原子に糖鎖が結合する.このときのタンパク質のアミノ酸配列はAsn-X-Ser/Thr(Xは任意のアミノ酸残基)である.一方,O-型糖鎖はセリン(Ser)あるいはスレオニン(Thr)側鎖の酸素原子に糖鎖が結合する.(実験医学増刊3110より)
第三の生命鎖 糖鎖の機能と疾患
がん,糖尿病,筋ジストロフィー発症との関わりからマーカー・合成法の開発,技術革新まで
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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