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ORMDL3

ヨーロッパで行われた喘息発症にかかわる遺伝子検索を対象としたGWASにてその関連が指摘されたタンパク質.その後も成人喘息よりも小児喘息において関連が強いことが指摘されている.機能としては,小胞体に位置する膜貫通タンパク質をコードし小胞体ストレス応答やCa2+シグナルの調整にかかわる.喘息患者では発現は亢進する.(実験医学増刊3710より)

新時代が始まったアレルギー疾患研究

疾患多様性を理解し病態の層別化に基づく治療を実現する

松本健治,山本一彦/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです