実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

PRO-seq

PRO-seqでは,4種類のビオチン標識NTP(ATP,CTP,GTP,UTP)を基質としてrun-on反応を行う.RNAポリメラーゼはビオチン標識NTPを1~2塩基取り込むと伸長が止まる.ビオチン標識された新生RNAを精製し,シークエンス解析を行うことで,細胞内における転写伸長中のRNAポリメラーゼのゲノム上の位置を1塩基レベルで正確に同定することが可能となる.(実験医学増刊4012より)

セントラルドグマの新常識

転写・翻訳の驚きの新機構と再定義されるDNA・RNA・タンパク質の世界

田口英樹,小林武彦,稲田利文/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです