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Pam2リポペプチド

PAM2りぽぺぷちど

細菌のリポタンパク質にはdiacylationとtriacylation の修飾を受けたものが存在し,これらの脂肪酸鎖で細菌の外膜にアンカーする.Pam2 は16 S-[2,3-bis(palmitoyl)propyl]cysteineの略.脂肪酸鎖は2本鎖の場合TLR2とTLR6で認識され,三本鎖の場合TLR2とTLR1で認識される.これらTLR2ファミリーはリポペプチドの機能的認識受容体である.(実験医学増刊3112より)

腫瘍免疫学とがん免疫療法

がんの進展・排除を司る免疫システムと逃避するがん―その制御による新たながん治療

河上 裕/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです