蛍光1分子の動きをビデオレート(30fps)程度で追跡し,一定時間後の原点からの距離の2乗を各時間にわたって平均した“平均2乗変位”を求めることで拡散定数を解析する方法である.微弱な1分子蛍光シグナルをコントラスト良く捉えるには30fps程度が限界であり,したがって1μm2/秒よりも速く拡散する分子は追跡ができず解析が難しい.(実験医学増刊2617より)
生命現象の動的理解を目指すライブイメージング
癌,シグナル伝達,細胞運動,発生・分化などのメカニズム解明と最新技術の開発, 創薬・治療・診断への応用
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです