T1緩和時間
T2かんわじかん
静磁場の方向に核磁化が回復し,熱平衡に達する緩和過程の時定数.熱平衡状態の磁化をMoとすると時刻tでの磁化の大きさM(t)は,(Mo-M(0))・{1-exp(-t/T1)}となり,この時定数がT1である.励起された核磁化のエネルギーが周辺の環境に移動していく過程であり,含水量や温度などに影響を受ける.静磁場に対して縦方向であることから縦緩和時間とも呼ばれる.(バイオテクノロジージャーナル53より)
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