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TORCH症候群

TORCHしょうこうぐん

胎児や新生児に重篤な奇形や恒久的な臓器・神経・感覚器障害をきたす病原体の頭文字をとって名付けたものを,TORCH症候群と称する.TはToxoplasma gondii(トキソプラズマ原虫),OはOthers(その他)としてTreponema pallidum(梅毒トレポネーマ)などを含み,RはRubella virus(風疹ウイルス),CはCytomegalovirus(CMV,サイトメガロウイルス),そしてHはHerpes simplex virus(HSV,単純ヘルペスウイルス)のことを指す.(実験医学増刊357より)

生体バリア 粘膜や皮膚を舞台とした健康と疾患のダイナミクス

バリアを司る分子、細胞、常在細菌の理解から新たな治療・予防法、プロバイオティクスの開発へ

清野 宏,植松 智/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです