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Ti:Sapphireレーザー

TISAPPHIREれーざー

2光子励起で,Ti:Sapphire近赤外パルスレーザがよく使われるのは,短い時間(ピコ秒レベル),速い繰り返し頻度(80 MHz程度)で発射できるためである.生物組織が近赤外の波長に対して低い吸光度をもつことと,励起が局所的に起こるため,光が散乱される脳スライスの中でも,生きた細胞を長時間にわたって観察することができる.(実験医学増刊2617より)

生命現象の動的理解を目指すライブイメージング

癌,シグナル伝達,細胞運動,発生・分化などのメカニズム解明と最新技術の開発, 創薬・治療・診断への応用

宮脇敦史/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです