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abatacept

CTLA-4は活性化したT細胞で発現し,T細胞の活性化を抑制する分子.リガンドは活性化分子のCD28と同一のCD80/86で,CD28に比べてリガンド結合能が高い.アバタセプトはCTLA-4分子の細胞外ドメインとヒト免疫グロブリンIgG1のFc領域からなる可溶性融合タンパクで,T細胞の活性化を阻害する.(実験医学増刊2910より)

慢性炎症ー多様な疾患の基盤病態

生活習慣病,がん,免疫・神経疾患に至る分子メカニズムと診断・治療への応用

小川佳宏,真鍋一郎,大島正伸,竹田 潔/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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