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breakthrough therapy

2012年のFDASIA(FDA Safety and Innovation Act)の一部として制定された.重篤もしくは致命的な疾患の治療のため,単剤あるいは他剤との併用で行われた予備的な臨床結果が,少なくとも1つの臨床的に重要なエンドポイントにおいて,既存の治療を超える改善が示された場合,その薬の開発や審査を促進することを目的としている.パルボシクリブは2013年4月10日にbreakthrough therapyに指定されたと発表され,2015年2月に迅速承認された.(実験医学増刊3312より)

自己免疫疾患―新たな発症メカニズムと治療戦略

PD-1、Treg、腸内細菌などが制御する自己寛容システムとその破綻の全貌

坂口志文/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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