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caveolae依存的エンドサイトーシス

CAVEOLAEいぞんてきえんどさいとーしす

細胞膜上のスフィンゴ脂質とコレステロールに富む脂質ラフトの一種で,直径が60〜80nmで,Ω(オメガ)状の形態を示す,カベオラ(caveolae)とよばれる領域でみられるダイナミン2依存的,クラスリン非依存的エンドサイトーシスである.カベオラの主要なコートタンパク質の1つ,カベオリン(caveolin)がチロシンリン酸化を受けることがこのエンドサイトーシスの誘導に必須であることが明らかとなっている.(実験医学2008年9月号より)

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リンパ球・神経細胞のダイナミクスから癌の浸潤・転移まで

木梨達雄/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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