complementarity determining region
TCRや免疫グロブリンなどの抗原受容体可変領域のなかで,抗原物質と直接コンタクトする部位である.抗原特異性に大きく寄与する重要な部分であり,遺伝子再構成によって膨大なダイバーシティを獲得する(相補性決定領域といわれる).CDR1〜3があるがCDR3が最も多様性があり抗原特異性への寄与度も大きい.可変領域のCDR領域以外をframe work region(FWR領域)という.(実験医学増刊3615より)
動き始めた がんゲノム医療
深化と普及のための基礎研究課題
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです