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tmRNA

真正細菌がもつ翻訳の品質管理のための350残基程度のRNA.5′末端と3′末端の領域でtRNA様の構造を形成し,中間部に特定のペプチドをコードする配列をもつ.翻訳が停止したリボソームに結合し,分子内のコード領域で翻訳を再開させる.合成途中のタンパク質に付加されたアミノ酸配列は分解のシグナルになっている.(実験医学増刊4215より)

“情報”から“マテリアル”へ ノンコーディングRNA研究

機能分子としてのRNAを見つけ、知り、創薬に使う新時代

中川真一,廣瀬哲郎,松本有樹修/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです