γ-セクレターゼ阻害剤
Gせくれたーぜそがいざい
Notchは1回膜貫通型の受容体であるが,γ-セクレターゼによって膜貫通ドメインで切断され,細胞内領域が核へと移行し転写因子として機能する.DAPT(N-[N-(3,5-Difluorophenacetyl-L-alanyl)]-(S)-phenylglycine t-butyl ester),DBZ(dibenzazepine)等のγ-セクレターゼ阻害剤はNotchの切断を阻害することで,Notchシグナルの阻害剤として機能する.(実験医学2016年2月号より)
発見から100余年 Notchシグナルの新世紀
発生・再生から、がん・代謝性疾患まで拡がる舞台
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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