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がんの発生段階

がんのはっせいだんかい

がんの発生段階(イニシエーション,プロモーション,プログレッション).がんは多段階の過程を経て発生する.イニシエーションはがん遺伝子やがん抑制遺伝子のDNAに変異が生じる過程である.プロモーションの過程では変異を生じた細胞が増殖を開始し,さらに新たなDNAの変異を蓄積した細胞が生じ,最終的にプログレッションの過程で増殖能と転移能を獲得してがんの発生に至る.(実験医学増刊3017より)

活性酸素・ガス状分子による恒常性制御と疾患

酸化ストレス応答と低酸素センシングの最新知見からがん,免疫,代謝・呼吸・循環異常,神経変性との関わりまで

山本雅之/監,赤池孝章,一條秀憲,森 泰生/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです