アスピリンをはじめとするNSAIDsの服用により,蕁麻疹,鼻炎,喘息,アナフィラキシーなどの症状が現れる疾患である.特異的IgEを認めないこと,皮内テストは陰性であること,COX阻害活性の強さと症状の程度が相関することなどから,Ⅰ型アレルギーとは異なりNSAIDsの薬理作用による非アレルギー性疾患であると考えられている.(実験医学増刊3117より)
病態の理解に向かうアレルギー疾患研究
なぜ、アレルギーが起こるのか?発症・進展の新概念と臨床への展開
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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