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アナフィラキシー反応

あなふぃらきしーはんのう

ある抗原が体内に取り込まれ,記憶されることによって生じる急激な拒絶反応.アレルギー反応の中で急速で激しい症状を呈するものをいう.IgEクラスの抗体が抗原と反応した場合や血中の抗原抗体反応により大量の補体が活性化された場合にみられる.マスト細胞・好塩基球などからヒスタミンなどの化学伝達物質が分泌され,末梢血管の拡張による血圧低下,気管支平滑筋の収縮による呼吸困難などが生じる.

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです