アンフォトロピックウイルス
あんふぉとろぴっくういるす
エコトロピックウイルスがマウス由来のウイルスで,マウス細胞にのみ感染するのに対して,アンフォトロピッックウイルスは同じくマウス由来のウイルスでありながら,ヒト細胞などを含むより広い宿主域を有するウイルスである.これらのウイルスはenvタンパク質に配列の違いがあるため宿主域が異なる.エコトロピックウイルスの受容体は塩基性アミノ酸トランスポーターであるが,アンフォトロピックウイルスの受容体はクロライドチャンネルである.(バイオテクノロジージャーナル72より)
ウイルスベクターの最新動向
遺伝子治療に向けた開発の最前線
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです