オステオン

おすておん

骨の外側を構成する皮質骨内部の骨単位のことをいう.オステオンは,その中心にハバース管があり,これを取り囲む同心円のハバース層板からなる高さ数mmの円柱形の構造体であり,この骨単位が集合して皮質骨を構成する.層板間には骨小腔が点在し,その中に骨細胞が存在する.オステオンの外周にはセメント線が形成され,この内部でリモデリングが行われる.(実験医学増刊327より)

骨代謝 つくり、壊し、変える−そのメカニズムと最新治療

分子機構から骨粗鬆症・リウマチなど骨疾患への応用まで

田中 栄/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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