オートクライン因子
おーとくらいんいんし
細胞からの分泌因子が細胞の機能を制御する場合,血液などの体循環を介して異なる臓器など遠方の細胞に作用するものを内分泌(エンドクライン)とよぶのに対し,比較的近傍の細胞に直接拡散などを介して作用することをパラクラインとよぶ.また,分泌物が分泌細胞自体に作用することをオートクラインとよぶ.それぞれの分泌因子をパラクライン因子,オートクライン因子と呼ぶ.(実験医学増刊352より)
糖尿病 研究の“いま”と治療の“これから”
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