実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

カイロミクロン

かいろみくろん

食事由来の脂肪酸から再合成されたトリアシルグリセロールを豊富に含む,小腸から分泌される低密度なリポタンパク質.血液循環中に血管内皮に存在するリポタンパク質リパーゼによって加水分解を受け,放出された脂肪酸は末梢組織に取り込まれた後,エネルギー源として蓄積もしくは消費される.トリアシルグリセロールを失ったカイロミクロンレムナントは,最終的に肝臓に取り込まれ,異化される.(実験医学増刊407より)

栄養・代謝物シグナルと食品機能

転写、エピゲノムの制御から代謝性疾患の治療・予防に向けて

亀井康富/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです