カイロミクロン
かいろみくろん
食事由来の脂肪酸から再合成されたトリアシルグリセロールを豊富に含む,小腸から分泌される低密度なリポタンパク質.血液循環中に血管内皮に存在するリポタンパク質リパーゼによって加水分解を受け,放出された脂肪酸は末梢組織に取り込まれた後,エネルギー源として蓄積もしくは消費される.トリアシルグリセロールを失ったカイロミクロンレムナントは,最終的に肝臓に取り込まれ,異化される.(実験医学増刊407より)
栄養・代謝物シグナルと食品機能
転写、エピゲノムの制御から代謝性疾患の治療・予防に向けて
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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