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クロモドメイン

くろもどめいん

クロモドメインは,クロマチンの構造変換にかかわる因子に見出される,進化的によく保存されたドメインである(約40~50アミノ酸).例えばヘテロクロマチンタンパク質HP1は,そのクロモドメインを介して9番目のリジンがメチル化されたヒストンH3を認識して結合し,クロマチンの構造変換をもたらして転写抑制に関与することが明らかになっている.(実験医学2012年11月号より)

受精卵から多様な組織を造り出す 発生のエピジェネティクス

プログラム因子・リプログラム因子による組織可塑性の制御と生殖工学・再生医療

竹内 純/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです