ケミカル・ジェネティクス
けみかるじぇねてぃくす
細胞にある化合物を加えた際,どの遺伝子の発現が強まる(あるいは弱まる)などを調べ,細胞の表現型変化で遺伝子をスクリーニングする手法.遺伝子中にミューテーションを与えることにより,その発現などを確認してきた従来の遺伝学的手法と比べ,化合物から基本となる骨格等の必要な情報が得られるため,代謝経路(特に疾病に関する経路)を阻害する化合物等が直接わかるなどのメリットがあり,創薬分野等でのアプローチがなされている.
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