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コラーゲン結合タンパク

こらーげんけつごうたんぱく

主にグラム陽性菌に認められ,N末端領域に認められるコラーゲン結合ドメインと,C末端領域に認められるアミノ酸のくり返し領域を基本構造とする.C末端に存在するLPXTGというアミノ酸配列により(Xは菌種により異なるアミノ酸),細胞壁のペプチドグリカンに共有結合によりつなぎとめられている.(実験医学増刊357より)

生体バリア 粘膜や皮膚を舞台とした健康と疾患のダイナミクス

バリアを司る分子、細胞、常在細菌の理解から新たな治療・予防法、プロバイオティクスの開発へ

清野 宏,植松 智/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです