実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

コントラスト変調法

こんとらすとへんちょうほう

小角散乱では,散乱体の散乱長密度差が散乱プロファイルとして現れる.中性子線では軽水素(H)と重水素(D)の散乱長はそれぞれ−3.74 fmと6.67 fmと大きく異なるため,溶媒の重水と軽水の割合を変えたり,溶質を重水素化することで,散乱長密度差を変化させることができる.溶媒の散乱長密度を溶質の平均散乱長に一致させれば溶質の小角散乱を消すことで不可視化できる.(実験医学増刊3910より)

相分離 メカニズムと疾患

“膜のないオルガネラ”はいかに機能するか? 神経変性疾患・ウイルス感染とどう関わるか?

廣瀬哲郎,加藤昌人,中川真一/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです