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シリアル結晶学

しりあるけっしょうがく

通常の結晶学では1つの結晶を回転させながら複数枚の回折像を取得するが,シリアル結晶学では1つの結晶から1枚の回折像のみを取得し,代わりにいろいろな方位の多数(数千〜数十万)の結晶からのデータを統合する.XFELでは一発のX線パルスで結晶が破壊されるため,必然的にシリアル結晶学を用いることになる.シンクロトロンでも,微小結晶からのデータ測定や時分割実験をシリアル結晶学で行うことが増えてきた.(実験医学増刊385より)

イメージング時代の構造生命科学

細胞の動態、膜のないオルガネラ、分子の構造変化をトランススケールに観る

田中啓二,若槻壮市/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです