シリアル結晶学
しりあるけっしょうがく
通常の結晶学では1つの結晶を回転させながら複数枚の回折像を取得するが,シリアル結晶学では1つの結晶から1枚の回折像のみを取得し,代わりにいろいろな方位の多数(数千〜数十万)の結晶からのデータを統合する.XFELでは一発のX線パルスで結晶が破壊されるため,必然的にシリアル結晶学を用いることになる.シンクロトロンでも,微小結晶からのデータ測定や時分割実験をシリアル結晶学で行うことが増えてきた.(実験医学増刊385より)
イメージング時代の構造生命科学
細胞の動態、膜のないオルガネラ、分子の構造変化をトランススケールに観る
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