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スパイキングニューラルネットワーク

すぱいきんぐにゅーらるねっとわーく

活動電位(神経スパイク)に着目して,ニューロンやシナプスの電気的な非線形特性を常微分方程式系により記述した生理学的に忠実度の高い神経ネットワークのモデル.近年,リカレントニューラルネットワークの応答特性を学習に利用するリザバーコンピューティングの枠組みを組合わせることで,神経ネットワーク構造の脳機能への寄与を数理モデルの視点から評価する研究が進められている.(実験医学増刊427より)

大規模データ・AIが切り拓く脳神経科学

見えてきた行動、感情、記憶の神経基盤と精神・神経疾患の生物学的なサブタイプ

笠井清登,榎本和生/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです