実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

スペクトラルクラスタリング

すぺくとらるくらすたりんぐ

スペクトラルクラスタリングでは,ラプラシアン固有マップなどと同様に,ラプラシアン行列を構築し,その固有値分解を行う.そして,固有値が小さい順にいくつかの本質的な固有ベクトルを抽出し,それを各データの座標とみなす.この操作により,データの連結性に基づいた座標に変換されたことになる.したがって,後はこの座標に対してk-means法などを行うだけでよい.なお,クラスタリングの手続きとしては,1番目の座標のみを用いて分割し,分割後のデータで再度同様の操作を行うと操作を再帰的に行うことで,階層的なクラスタリングをトップダウンに行うといったアプローチもある.(実験医学増刊3820より)

機械学習を生命科学に使う!

シークエンスや画像データをどう解析し、新たな生物学的発見につなげるか?

小林徹也,杉村 薫,舟橋 啓/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです