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ダブルエステルプロドラッグ

だぶるえすてるぷろどらっぐ

カルボキシル基をもつ薬物の脂溶性を上げることによって,経口吸収性を改善するプロドラッグ化の1つの手法.ペニシリンやセファロスポリン系抗生物質(注射剤)の経口化に常法として用いられる.連続した2つのエステル結合(ダブルエステル)をもち,主として腸間膜のエステラーゼで容易に分解され,活性本体を生成する.(バイオテクノロジージャーナル63より)

糖鎖解析

技術基盤の整備と最新動向

成松 久/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです