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デキストラン硫酸ナトリウム誘導性腸炎モデル

できすとらんりゅうさんなとりうむゆうどうせいちょうえんもでる

DSSの飲水投与によって腸粘膜上皮細胞の障害を誘導し,下痢,下血,体重減少など潰瘍性大腸炎と類似の症状を引き起こす.発症機序には不明な点は多いが,消化管粘膜の樹状細胞やマクロファージなどの自然免疫細胞,腸内細菌,TLRやNOD1/2などの病原体センサーが病態形成に関与すると考えられている.(実験医学増刊3312より)

自己免疫疾患―新たな発症メカニズムと治療戦略

PD-1、Treg、腸内細菌などが制御する自己寛容システムとその破綻の全貌

坂口志文/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです