デザイナー細胞
でざいなーさいぼう
細胞に何らかの改変を施し,新たな機能を付与した細胞.遺伝子導入技術やゲノム編集技術,タンパク質工学やケミカルバイオロジーなどさまざまな技術を駆使して,医薬品として役立つ細胞機能を設計する.デザイナー細胞の原料としてはCAR-T細胞で用いられるT細胞に加え,その他免疫系細胞や幹細胞,バクテリア,さらには人工細胞やエクソソームなども期待されるが,製造コストや安全性,副作用など克服すべき課題も多い.(実験医学2023年11月号より)
人工受容体技術が変革するCAR-T細胞医薬のデザイン実験医学2023年11月号解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです