トリソラックスタンパク質群(TrxG)とポリコームタンパク質群(PcG)
とりそらっくすたんぱくしつぐんTRXGとぽりこーむたんぱくしつぐんPCG
TrxGによりメチル化されるH3K4me3は遺伝子の活性化の,PcGによりメチル化されるH3K27me3は不活化の修飾として知られる.ES細胞では,分化関連遺伝子はH3K4me3とH3K27me3修飾がプロモーター上に共存するbivalentな修飾状態にある.発生・分化の過程で,遺伝子ごとにH3K4me3/H3K27me3のどちらかの修飾に決定され発現が調節される.(実験医学2012年1月号より)
がんゲノミクスで挑む次世代のがん研究
新たな融合遺伝子, CNV,エピゲノム異常の発見と分子標的時代の個の医療
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