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ネクローシス性/アポトーシス性細胞死

ねくろーしすせいあぽとーしすせいさいぼうし

ネクローシスは受動的な細胞死であり,ミトコンドリアが膨化し細胞も膨潤する.最終的には細胞膜が破裂して,炎症を伴った細胞融解を起こす.一方,アポトーシスは能動的な細胞死であり,細胞膜と核内構造変化を伴う縮小がはじまる.最終的にアポトーシス小体を形成し,ほとんど痕跡を残さずにマクロファージなどに貪食される.炎症は起こさない.(実験医学増刊322より)

研究成果を薬につなげる アカデミア創薬の戦略と実例

長野哲雄/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです