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フィラグリンと天然保湿因子

ふぃらぐりんとてんねんほしついんし

フィラグリンモノマーは,脱イミノ化酵素であるPADI1およびPADI3によりアルギニン残基がシトルリンに変換されるという修飾を受け,それまでに結合していたケラチンから遊離する.遊離したフィラグリンは,caspase-14,calpain 1,bleomycin hydrolaseなどの酵素により特異的な分解を受け,天然保湿因子(NMF)となる.(実験医学増刊3117より)

病態の理解に向かうアレルギー疾患研究

なぜ、アレルギーが起こるのか?発症・進展の新概念と臨床への展開

椛島健治/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです