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フォーカスフォーメーションアッセイ

ふぉーかすふぉーめーしょんあっせい

マウス3T3やラットRAT1などの線維芽細胞をin vitroで培養すると,全体がconfluentになった時点で細胞の増殖は停止する(接触阻害).しかしこれら細胞内にがん遺伝子が導入されると,接触阻害を乗り越えて細胞が増殖を続け,細胞が上に重なり合った異常な「形質転換フォーカス」をつくる.この異常フォーカスの作製を指標として,がん遺伝子をスクリーニングする手法を一般にフォーカスフォーメーションアッセイとよぶ.(実験医学2012年1月号より)

がんゲノミクスで挑む次世代のがん研究

新たな融合遺伝子, CNV,エピゲノム異常の発見と分子標的時代の個の医療

間野博行/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです